11/10 2021年、買ってよかったBluetoothキーボード4選、最終回(碧衣)

昨日、気圧がヤバヤバじゃなかったですか?

頭痛こそなかったんですけど、私もメンタル死にかけてました。

 

なんの脈絡もないですが、今日はBluetoothキーボードについての記事の最終回です。これまで2台紹介してきたので、今日は残り2台を紹介しようと思います。

 

まずはこれ!

iClever 折りたたみキーボード

キーボードが折りたためるの、すごくない……!?

折りたたみ自転車や折りたたみ机なんからともかく、折りたたみキーボードですよ!?世は空前の折りたたみブームなのでしょう。確かに、最近は小さな鞄一つを持ち歩くのが流行りだとも聞きますし、小さい鞄に入るようキーボードを折りたたみたいという欲求が生まれるのも自然の摂理なのでしょう。

そんな与太話はともかく、画像の通りシャキーン!と折りたたんだり開いたりできるタイプのBluetoothキーボードです。開くときのカシャカシャっというガジェット感に中二心がくすぐられます。そして、折りたためんだ状態の小ささは本当にすごいです。おしゃれな化粧ポーチとかに入るレベル。化粧直しのふりをしてお手洗いで文字を書くレベルです(本当にやっちゃだめですが)。できるだけ荷物は増やしたくない! でもBluetoothキーボードが持ち歩きたい!という場合はこれがおススメかな、と思います。

ただ、折りたためるしかなり軽いので、その分打鍵鍵は犠牲になってしまいます。なんというか……擬音で表すとカシ、カシ、という感じ。さらに本体が軽い分打つときにがたがた揺れるので、あんまり長文を打つのには向いていないかも。

ちなみに私の場合は、この子はいざというときの非常持ち出し袋の中に入れてあります(災害時に文字を打つ余裕があるのかといえばきっとないのでしょうが、いつでも文字が打てるという安心感が欲しいのです。)

 

そして、最後!

HHKBことHappy Hacking Keyboardちゃんです!

www.pfu.fujitsu.com

ついに静電容量無接点方式キーボードに手を出してしまいました。お値段二万円越え。正直、自分でもどんだけキーボード買うんだよ、とは思っている。

この方式がどれだけすごいのか実はよく分かっていないのですが、なんでも3000万回以上打鍵できるのだそうです。よくわからないけどすごい!!

そして、何より特筆すべきなのが、この方式故の独特の打ち心地。なかなかうまく言葉にできないのですが、しゅこしゅこ、とでも言うような軽い打鍵感で、しかも方式の特性上最後まで押し込まずとも入力ができるのです。

正直、使い始めた最初のうちは、「これそんなに良いか……?」と思っていました。以前の記事で紹介したロジクールのK380ちゃんに慣れていたこともあり、軽くて押し込む必要のない打ち心地がどうも違和感があったのです。でも、気づいたときにはもう戻れなくなっちゃった。力を入れなくても文字が打てる。キートップはやさしく指を受け入れてくれる。どこまでも滑らかに、戯れるように文字が打てる快適さ!

HHKBなりRealforceなり、静電容量無接点方式の沼にはまった人は、このキーボードを打ちたいがために文字を打つようになるのだとどこかで見たことがあります。正直、最初はそんなことある~!?って半信半疑だったんです。でもね、本当でした。とにかくこのキーボードが可愛いしキーを打ち込みたい、という欲望が確かに湧くんです。結果的に、小説を書くのが捗る、という仕組み。

逆に言えば、この打ち心地がなければ絶対に他のBluetoothキーボードにした方がいいんです。重いし、色や形は小学校のコンピュータ室のパソコンみたいだし、ペアリングの切り替えがめちゃめちゃ面倒くさいし、キー配列も慣れるまで時間がかかるし。(特にペアリングの切り替えがボタン一つでできないのはめちゃめちゃ面倒です。実質的に、一対一対応で使うしかなくなってしまうくらい)

でも、それらすべての短所を補ってあまりあるほどの気持ちのよい打ち心地なんです。あと、これはだいぶ不純ではありますが、HHKBを使っている私!という興奮に浸ることもできるし。

そんなわけで、なかなか人を選ぶキーボードだと思いますし、立花さんにおすすめするかどうかといえば微妙なのですが、今年一番買ってよかったのは間違いなくこのキーボードです。

 

ちなみに。このタイプのキーボードはキートップを引き抜くことができる=自己責任のもと、キートップをカスタマイズすることができるんですね。

私はどうしたかというと、キートップをすべて外して、キートップと本体をプラモデル用ラッカースプレーで推しの色に塗装しました。(たぶんこんなことをしたら保証が受けられなくなるので、良い子は真似しないでね。)

推しの色を身近に感じたいオタクの業、ここに極まれり。

 

以上!